閉鎖から25年後に再開した採石場——作業員が驚くべきものを発見した
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異変の始まり

扉の奥には、人工的に整えられた部屋が広がっていた。中央には球体状の機械装置が鎮座しており、まるで時間が止まったかのような雰囲気だった。
部屋に入った瞬間、カールたちの通信機が異常をきたし、ライトも不規則に点滅を始める。誰かが「これは……発電している?」と呟いた。装置は今も稼働しているようだった。
そのとき、機械の中心部にある透明なガラス部分に、人影のようなものがぼんやりと映る。誰かが閉じ込められている——?いや、それとも……記憶か、幻か、あるいは意志そのものか?